高台寺を出た後も、さんざん道に迷ってすっかり疲れてしまったので、ほかの見学は諦めてへろへろの足はホテルに向かいます。
今回のたびの宿泊は、ちょっと贅沢して
ウェスティン都ホテル京都。
と、いうのも、恵比寿のウェスティンは、近いのにとても豪華で近寄りがたいので、きっと生涯宿泊することはないだろうと思ったものですから。
チェックインの時間が遅くなったせいか(成果?)、当初予定していたよりもずっといいお部屋(しかも最上階)に変更になりました。らっき^ー^♪
ひとりで泊まるにはもったいないような広くて素敵なお部屋。
エレベーターで最上階のボタンを押して待つちょっとした優越感☆庶民にはたまりませんわ。
このホテルのウリのひとつでもあるヘブンリーベッドは、名前の通りとても快適なベッドで、あんなに疲れていた足も、朝のすっきりとした目覚めとともに、どこかに行ってしまったようでした。私の寝起きは人一倍最悪なのに、このベッド、すごすぎです☆低反発でない枕に感激したのは初めてです。
朝食は和定食にしました。ちょうど、混雑した時間でちょっと待ちましたが、待ってよかったと思いました。
出てきた定食は写真の通り、何の変哲もなく見えると思いますが、一品一品ちゃんと手が込んでいます。
たとえば炊き合わせは、どの具材も別々に仕立てられていて、それぞれがベストの味を出しながら一緒の器に盛られ、おいしく調和がとれています。(美味しんぼ風。)
こんなにおいしいのに「それが当たり前よ」といわんばかりにフツーに並べられてて、豆腐の味噌汁かと思ったら山椒の効いたゴマ豆腐の赤出汁だし。それから、今回は食べられないと思っていた湯葉もいただけたし、焼鮭もとてもおいしくて、普段はしっかり残す皮までキレイにいただいちゃいました☆
京都っていうところは、手をぬかないからおいしいものがたくさんあるんだなぁ、と。また、手が込んでいるなんて、表面上は微塵も感じさせない奥ゆかしさというか、逆にそうしたプライドみたいなものがあるんだなぁという気がしました。