昨日は11月22日。「いい夫婦の日」と言われていますが、偶然にも、両親の結婚記念日だそうです。今年は結婚33年目になるのかなぁ。
父と母の馴れ初めは、照れ臭いので聞いたことがないのですが見合いだったようです。父は印刷会社に勤めていて、母は看護婦でした。今では二人とも定年を迎えましたが、子供の私から見ても働き者の両親で、休みなど取ったことがないのではないかと思います。
小さい頃からワガママだった私は、母に看病してもらいたくて、具合が悪いと嘘をついたこともありました。もちろん母は休みを取らず、仕事に出かけてしまい、私は一人ぶーたれていたのですが、今思えば、母は仕事中もきっと私のことを心配していたに違いないのでしょう。
19歳のとき「海外旅行に行く」と言い出したのも、20歳のとき「一人暮らしする」と言い出したのも突然で、親にはずっと心配ばかりかけてきました。
最近になってやっと親のありがたみが身にしみてきて、親孝行というのは、どうしたらよいものかと思うのですが、心配かけっぱなしのまま今に至っています。普通に結婚して子供を産んだりしたら親孝行になるのでしょうか。もしそうだとすると、当分親孝行できそうにないのが、辛いところですが、親に恥じることのない娘でありたいと思う今日この頃です。